採用面接の時にチェックしていたこと

新商品や新事業の開発をする部門で採用を担当していた時に、採用面接を受けに来た学生にチェックしていたことがあります。それは、考える力と考える習慣です。

考える力とは、与えられた問題の解決策を考える力もそうですが、何気ない情報からも問題を見つけ、もっと良い状態にできないか、を考えられる力です。言い換えると、”気づく”力や”問う”力です。

考える習慣とは、何か言われたから考えるのではなく、普段から物事についてよく観察し、考察する習慣です。こちらは言い換えると、受け身や受動的な態度ではなく、積極的で能動的な態度で普段から生活を送っている生活習慣です。

これらは、志望動機や、趣味、好きなこと、などなど、面接で聞かれるよくある質問で、うまくしゃべれるかどうかでなく、その内容に結構顕著に現れます。例えば、考える力があり、考える習慣を持つ人の話には独自の視点やストーリーが盛り込まれており、この人と一緒に仕事したいな、という気持ちになります。

考える力と考える習慣は、困難にチャレンジし、克服しないといけない新規事業開発では不可欠な能力と習慣ですが、今の社会は既存事業が同じ状態で生き残っていけることが保証されていないVUCA【Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)】の時代ですので、新規事業以外を担う人にもますます重要になります。知識、情報はインターネットで調べればすぐにわかる時代です。知識、情報から何を発想するのか、次の一手をどう見つけるのか、先に入社した人生の先輩たちもみんな苦戦しているので、例え未熟でも、若い人にはこれから一緒に戦っていける”仲間”を見つけたい、私はそう思っていましたし、新しいことに取る組む必要がある採用現場では同じように考えているところが多いと思います。逆に言うと、普段から考えることが好きで、新しいことにチャレンジしたい人は、採用面接の雰囲気は気にせず、質問を良く聞き、しっかり考えて応えることに集中してください。通常、全員採用されることは無いので落ちることはありますが、必ずあなたのことを気に入って、この人と一緒に働きたい!、この人にチャンスを与えたい!という前向きな人があなたを採用してくれると思います。

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