火災の種類

火災には種類があり、消火器にも得手不得手があります。


一般用で多く見かけるのは、住宅火災で考えられるA火災(普通火災)、B火災(油火災)、C火災(電気火災)の3種類全てをカバーできるABC粉末消火器ではないでしょうか。

出所:消火器工業会 https://www.jfema.or.jp/about/choice


火が点く条件として「可燃物」「酸素」「熱」の3つがありますが、ABC粉末消火剤はそれら全てを対象に「抑制」「窒息」「冷却」をそれぞれ消火剤を火元に噴射することによる物理的作用と化学反応とで実現しているようです。


粉末噴射の陰になった部分は消火できない可能性がありますので、完璧に消火できない場合がありますので、消火剤を噴射した後も注意は必要です。

密室で火災になっていた場合には一酸化炭素が充満していることがあると聞きますので、火災があった部屋に侵入することは危険と思いますが、かといって、換気をしてしまうと逆に酸素が供給されてしまい再燃してしまうかもしれません。

家財道具だけでなく命を守る意味でも、初期消火できる段階で食い止める対策を考えることが肝心だと思います。


初期消火救命ボール

誰でも簡単に使え、自動で消火もできる簡易消火器具

0コメント

  • 1000 / 1000