2019.02.26 22:57消火実験の様子を動画で紹介します!2019年2月22日に行われた消火実験(初期消火救命ボール普及協会 主催)の動画がアップされましたので、こちらのサイトでも紹介させていただきます。先日写真で消火実験の様子を報告しましたが、燃え盛る炎を消火する様子はやはり動画がわかりやすいですので、是非こちらの動画をご覧ください!
2019.02.23 02:05初期消火救命ボールの消火実験紹介2019年2月22日に利根川河川敷で開催された消火実験に参加! 主催:初期消火救命ボール普及協会公開で初期消火救命ボールの実験を開催したのはおそらく国内初です。火が無いところでは動作しない誤動作無しの特徴、熱気がすごい燃え盛る炎に立ち向かわなくても消火できる投てき消火の特徴、火災の発生を知らせる報知の特徴、など初期消火救命ボールが持つ特徴を参加された方々が評価!!まだまだ火災の被害に遭う方が後を絶ちません。この実験をきっかけに初期消火救命ボールが普及し、火災の被害が少しでも減ることを願っています。【今回の実験の流れ】※4種類実施した内の一つです。1.消防車や救急車も待機!自治体の方々の全面協力による万全の体制!
2019.02.17 14:25初期消火の3原則ネットでもよく掲載されていることですが、初期消火救命ボールも対象にしている”初期消火”について改めてまとめます。1.早く知らせて助けを求める。(近所や消防署に)助けを求めたら、当事者はできるだけ火が広がらないうちに、2.早く初期消火する。(出火から3分以内が目安)火が大きくなってしまったら、有害な煙やガスを吸って危ないので、3.早く逃げる。住宅火災のニュースが連日報道されています。火から目を離さない、長く使っている電気機器や電気配線が発熱していたら点検する、など普段からの心がけがとても大切です。火災で大切なものを失わない時代が来ることを願っています。「大きな作動音で火災発生を周囲に知らせる」「火に触れるだけで粉末消火剤を四方八方に瞬間散布する」「離れた...
2019.02.12 13:47乾燥すると火災が多い?冬の間は乾燥注意報などが出され、火災への注意も促されます。でも、火の気が無ければ、放火でもされない限り火災の心配は無いんじゃないの?という気がしますが、乾燥から火災に至るポイントは乾燥したものは発火点に達しやすい自然発火、低温発火という現象もあるのようです。湿った紙や木材などの可燃物は、比熱が高く、気化熱によって熱を奪う水分の影響で温度が上がりにくく、発火点まで到達しにくいのですが、乾燥したものはその水分が無いので温度が上がりやすく、熱せられることで発火点に到達しやすくなります。木材などは酸化や発酵などで化学反応によって発熱します。とはいえ、この発熱は小さく、放熱などで普通は発火するまでには至らないのですが、うまく放熱されない状態になっていると蓄熱し、...
2019.02.11 08:31炭(特に木炭)の特徴個人ではバーベキューで、お店に行くと焼鳥屋や焼肉屋でよく使う炭ですが、調理目線で言うと、その主な特徴は、炎と煙が出ない火力が安定している遠赤外線で調理できるの3つだと思います。炎が出ないことですぐに表面が黒焦げになったりしませんし、煙が出ないことで煙に含まれる成分(煤や可燃性ガス、水蒸気など。有害なガスが含まれることもあります→余談ですが、火事ではここが問題です)の影響を受けずに調理できます。煙が出ない理由は主に炭の成分がほぼ炭素のみだからで、炭素を燃焼しても出てくるのは酸化炭素で気体ばかりで、煙ったりしません。ですので、焼鳥屋や焼肉屋のように屋内で火を使っても屋内が煙たくなりません(肉を焼く煙は出ますが)。とはいえ、酸化炭素と書いたように、二酸化炭素...
2019.02.06 14:25突然火災に遭遇しても使える簡易消火器いざという時、使い慣れていない道具は不向きです。消火器もその一つだと思います。練習する機会は限られていますし、火事に直面することは人生で一度あるかないかだと思いますので実践経験も無い中で、消火器を持って炎に立ち向かい、消火にあたらねばなりません。初期消火救命ボールの発明者、タイのカイマート氏はかつて火事に遭遇し、燃え盛る炎を前に何もできなかったこと、あまりの熱気に近寄れずに消火器を炎に投げ込む人を見たことをきっかけに、試行錯誤の末、投げ込むだけで消火できる消火器を考え出しました。※ 日本では対応する認定規格が無く正式な消火器としてまだ認められていませんが、海外のいくつかの国では既に正式な消火器として認定され、その発明は手軽に使えつつ瞬間的に自動で消火で...
2019.02.05 14:22初期消火救命ボールは自動&一瞬で消火剤散布目の前で火が出たら、急いで消火をしようとすると思います。では、知らないところで火が出たらどうするか。初期消火救命ボールの価値の一つはこのような場面でもあります。もちろん万能ではないですが、人が近くにいなくても着火すれば自動でABC粉末消火剤を一瞬で四方八方に散布します。さらに、その時に大きな音を出すので、出火したことを周囲の人に知らせることができ、仮にまだ火がくすぶっていても残り火の消火活動にあたることができます。火事の原因の毎年の上位にある放火に限らず、火から目を離していた時や、見えない場所で出火してしまうと、燃え広がってしまい、被害が拡大してしまうと思います。初期消火救命ボールの威力が発揮できる典型的な場面の一つだと思います。消火器に加えて、初期消...
2019.02.04 14:21初期消火救命ボールの重さと大きさボール形状で扱いやすい初期消火救命ボールですが、重さと大きさを代表的な球技のボールとそれぞれ比較してみました。初期消火救命ボールは放り投げたり、転がしたりしやすい重さと大きさに設計されています。【重さ】初期消火救命ボール(レギュラーサイズ) 1.5㎏ (※ノートPCを入れたカバンより少し軽いくらい)バスケットボール(7号球) 650gサッカーボール(5号球) 450g初期消火救命ボール(ミニサイズ) 400gドッジボール(3号球) 390gソフトボール(3号球) 190gセパタクロー(男子用) 180g【大きさ】直径バスケットボール(7号球) 25㎝サッカーボール(5号球) 22㎝ドッジボール(3号球) 21㎝初期消火救命ボール(レギュラーサイズ) 1...
2019.02.03 11:05住宅火災と高齢者世帯今日も住宅火災のニュースがいくつもありました。今回も年配の方が多いように思いました。平成29年の住宅火災のデータを見ますと亡くなった方の多くが65歳以上だったそうです。下図の緑色が65歳以上の比率で、平成29年は7割を超えています。