2019.11.11 23:10他の人と話すことの大事さ新しいことを始めるためには、インプット(いろいろな知識を得たり、経験をしたり)が大事とよく言われます。頭の中にインプットされたものの新しい組み合わせが、ヒラメキだったりするのでインプットが少ないと発想が広がらない、似たようなものになってしまいます。もちろんアウトプット(実行する、発言する、とか)も大事で、どんどんアウトプットすることでさらに多くのインプットが得られるので、質の良いアウトプットをたくさん出せるようになります。そのアウトプットを出すために重要なのが意欲、情熱なのはもちろんですが、加えて、他の人と話す、一緒に行動することだと強く感じます。他の人と話すと自分のインプットが増えますし(新しい意見や情報が得られるなど)、何より相手を動かすような意欲...
2019.08.28 23:15アンラーニングの難しさアンラーニングをググると日本語で「学習棄却」と訳されるようですが、間違っていたことを学んでいた場合などでは、学習したことを捨て、新たに学び直すことが必要です。意識か無意識かは別として、学びを続けている人は、新しい常識を学ぶ、などで過去の常識をアンラーニングすることをしていると思います。新しい世界を切り開くだけでなく、よりよく生きていくためにはアンラーニングが大事です。私の場合は新規事業の過去の常識(若手の頃に、精緻な事業計画を立ててから行動に移す、などを言われてきましたので)を捨て去るのに苦労しましたが(考えるクセが出てしまいます)、そこには私自身が現状を分析する中でいろいろな「気づき」があったので、何とかアンラーニングでき、マインドセットを変えること...
2019.08.18 23:14成功モデルの条件は再現しない・・・数年に渡って初期消火救命ボールの普及に仲間と努めてきましたが、今すぐどうしても必要な商品ではなく、少量の輸入品であるがゆえに値段もそこそこしてしまう商品の普及はなかなか大変だなと、日々痛感します。そんな時、ついついググって、過去の成功モデルを参考にしたいなと思うのですが、事業毎に置かれた環境や条件が違うためなかなか真似してうまくいくようなモデルはありません。私自身、中身はともかく、新市場の開拓をする仕事を長らく携わってきて、今は起業家支援も行っている中で実感していることに、過去の成功モデルは再現しない、ということがあるのですが、この初期消火救命ボールの普及も同様でした。。。当然と言えば当然ですが、打つ手がそれなりに成果を上げる事業ならまだしも、成果が思...
2019.07.31 23:02チャンスは目の前に来るいつかこうなれば良いなぁ、と考えていることはあると思います。その”いつか”が今目の前に来たらどうしますか?チャンスを掴むには、周りに自分の願いを言い続ける、小さなことでも行動に移す(こっそり、も良いですが、そういうイベントなどにネットでもリアルでも参加したり情報収集したりも含みます)、この2点が大事だと思います。そうしている人の目の前にはチャンスが突然目の前に来ます。言ったらすぐに、とか、行動に移したらすぐに、ということはまずありません。多くの場合、ある日突然やってきます。多くの起業家を見ていて、感覚的に、うまくいっている人は・チャンスが来るまで耐えた、・チャンスが来たことに気づいた、・チャンスをすぐに活かした、というケースが非常に多いです。そして、う...
2019.07.15 23:17感性を磨く、今を生きる身の回りのちょっとした変化に気づく。毎日のことでも、良いモノ、良い風景を見て感動する。素晴らしい人物に会ったことを心から喜ぶ。などなど。新事業や新商品、その他もろもろ、新しいことを始める際には鋭い、豊かな感性が大事になります。何も芸術家、アーティスト、クリエイターのような人たちだけに求められるものではないです。大なり小なり変化を続ける世の中で、多くの人に喜ばれる商品やサービスを提供できている人たちは、脳科学的に、高い感性の持ち主(感性を司る領域の活動が活発)だそうです。私もそういう人に会うと素直に「すごいなぁ」と感心します(上から目線の発言ではないです (^_^;) )そして、感動や気づき、喜びは、しっかり今を生きていることの現れでもあるのかなと思いま...
2019.07.10 23:47人に想いを伝えるのは難しいこういったブログもそうですが、プレゼンやピッチで相手に想いを伝えるというのは本当に難しいと感じます。ともすれば、必死に伝えようとするあまり、押し売りのようなスタイルの話し方になりかねません。データをいっぱい紹介して、情報を知ってもらう。論理を話して、自分の正当性を主張する。どれも間違っていないのですが、その目的が、話をしている自分と、話を聞いている相手との次のアクション(商談など)を引き出すのであれば、少なくとも話を聞いている相手が共感してくれ、話をしている自分に興味を持ってもらう必要があり、情報や論理を伝えても効果が無いケースが多いです。特に新しいことにチャレンジしようとする場面では。それは、情報や論理に納得をしてもらったとしても、それは情報や論理に...
2019.07.07 23:58小さな、でも、想像を掻き立てる雑貨喉を潤せないティーカップ、動かない馬車、弾けないピアノ、、、実用性から考えたら役に立たないものは多いです。特に雑貨にはそのようなものが多いかもしれません。でも、小さいこと、キラキラしていること、ただそれだけで何か引きつけられる力がそういったものにはあります。動かないけど、動いたら楽しいだろうな飲めないけど、飲めたら楽しいだろうななどなど。想像を掻き立てられる雑貨があります。
2019.07.02 23:02世の中は毎日変化している種から育てたキュウリが今朝、初収穫でした。最初はなかなか芽が出ず、小さな双葉から始まり、だんだんと大きくなり、ついに収穫です。本格的な夏を前に、キュウリが成長しやすい時期が来たなぁと感じました。それと同時に、成長するというのは常に変化が伴います。今日は昨日とは少し違い、1か月後、1年後で見ると大きく違う。生きている間は、良くも悪くも同じ状態というのはありません。変化の無い日常、のように見えても、周りはどんどん変わっていますし、自分の状態も少しずつ変わっています。人間はルーチンワークで同じことを繰り返すことができますが、逆に同じことをしないこともできます。退屈な毎日がつまらないと感じて、新しい事業へのチャレンジをいろいろやりましたが、ある程度歳を重ねて振...
2019.06.30 23:13人の本音はわかりにくい起業、事業開発に係っているとしばしばユーザー仮説を検証するためにヒアリングやインタビュー、アンケートなどを実施しようという話が出ます。自分で実際に実施したことが無い場合、実行する側としてはもちろん、実行させる側(相談相手など)としてこのヒアリングやインタビューなどユーザーの声を聞く行為は注意が必要です。当たり前に使われすぎて簡単なことのように思いがちですが、なかなか人は自分が普段どう考えているのかなど自分の気持ち、時には事実すら(昨日の晩御飯を思い出せないなど)、を聞き出すのはとても大変です。特に本音は、普段から考えていてる人でも表現するのが難しかったり、他人に話すことに抵抗を感じたりして、思ってもいないことやウケが良いことを言ったりすることがあります...
2019.06.24 23:14テストによる評価の意味とは?入学試験などのいわゆる学力の評価や、性格テストなど個性を評価するテストまで様々なテスト、評価があります。最近も私はテストを一つ受けました。テストは何のために行うのか。必要な知識を得られているのか、特に生きていくために必要な知識が得られていないなら得られるようにする手当をするため、というのが本来的な目的だったのではないかなと考えます。テストの問題を作る側になったこともあるのですが、その時はたくさんある知識の中で、この範囲の知識がこのレベルに達していてほしい、というようなことを出題者が決め、作りました。仲間も交えてかなり練って作っているので、ベストを尽くしたとは思いますが、そもそも学校などで教えている内容が世の中の知識のほんの一部なのに、その一部を評価する...
2019.06.17 23:13できること×求められていること自分にできることは何か。人より上手にできること、得意なことなどです。人が嫌がったり面倒くさがったりするようなことでも、自分なら苦も無くやれるようなことも含まれます。そして、そんな自分を知った人が、やってほしいと自分に依頼してくること。それをやることで、依頼してきた人が喜んでくれること。この「できること」と「求められていること」の両方を満たしていることに自分の強みがある可能性が高いです。そして一般に、この強みを活かして取り組める中に、視野を広げて考えてみると、自分が情熱を注げる仕事、使命感を感じる仕事があるはずです。その仕事が生きがいを感じられる仕事であり、自分らしい仕事かもしれません。生きがいを感じられる仕事に出会えていない場合は、自分の目の前にあるの...
2019.06.05 23:13内発的動機内発的動機(ないはつてきどうき)堅苦しい言い方ですが、自分の心の底から湧き上がってくる「私がやりたい!」「私がやるしかない!」というような気持ちです。起業の世界に限らず、生きがいある人生を送るために大事な要素だと言われています。やりたいことをやっていると充実した生活を送れるというのは自然なことのように思いますが、まだまだ「あなたはこれをしないといけない」というような自分以外から動機付けられることが多いように思います。ただ、内発的動機は小さい頃から見つかるものではないようです。それは環境要因が大きいからです。野球の無い国からすごい野球選手になりたいと考える人は出てこないように。自分を取り巻く環境と自分の得意なこと、好きなことが徐々に見えてきて、内発的動機...